機能及び特性
KF2スプリングは成形部品の変形を防ぐために、ブランクホルダを下死点でロックする必要のある箇所にご使用いただけます。 KF2コントローラブルスプリングは、10~160 mmのストローク長を持つ、15 kN、30 kN、50 kN、75 kNのスプリングをご利用いただけます。 ストローク長を常にフルストロークしていただく必要があるため、10 mm から160 mm (1 mm 間隔)までのストローク長を有するスプリングをご注文ください。
最適なパフォーマンスのためには、ストロークをフルストローク± 0.5 mmの公差でご使用いただくことをお薦めします。
通常、プレス機の制御システムがKF2コントローラブルガススプリングの戻りストロークを制御します。
本スプリングは単体で設置する、もしくはホースシステムを通してコントロールユニットに接続して設置することができます。 KF2コントローラブルガススプリングは、コントロールユニットに接続することをお薦めします。
KF2ガススプリングが下死点でロックされる場合、ピストンロッドが完全停止位置に移動する前に、最大1mmのスプリングバックが予想されます。 必要な場合、このスプリングバックアクションは、KF2スプリングをバルブブロックを通してパッシブスプリング(KP)に接続することで完全に取り除けます。
1本以上のKF2スプリングがKPスプリングに接続される形態は、ポジティブロックシステム、KF2+KPと呼ばれています。.