ガススプリング ピンクッションプレート

シートメタル金型の注文時の仕様において、クッションプレスが必要であるにも関わらず、標準的な油圧プレスまたは機械プレスしかお持ちでない場合、どう対応されますか? これは、ある韓国の金型メーカーが、ドイツからの大きな注文の確保に成功する際に実際に直面した筋書きです。

相当額の投資を迫られる

この金型メーカーは、KALLER韓国チームのサポートにより、ダイクッションピン仕様金型の大きな注文を確保することができました。ドイツのLÄPPLE GROUP
は、自社向けのこの注文が、当初、この金型メーカーにピンクッション金型を適切に動作させてトライアウトするために必要なプレス機能がないため、発注を躊躇されていました。 この機能は、従来のスプリングではなく、プレスの内側または下側に統合された空気または油圧駆動のクッションによって金型内のパッド圧及びクランプ力として金型クッション圧が生成されるものです。

幸運なことに、KALLER韓国がラムクッションプレートの設計、製造、設置を行ったことにより、金型メーカーは完全に新しいプレス機を購入するという、高額な投資への回避に成功することができました。

 

 

要求事項及び金型コスト

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現在、空気式と油圧式の両方において、様々なプレスクッションを市場に多数確認することができます。 プレスクッションとは、金型ブロックまたはボルスターの中または下にある装置で、スタンピングにおいて全圧力、または追加の圧力を提供しています。 あるものはブランクホルダーの衝撃荷重を低減するために事前に加速することができます。また、プレスストローク中にブランクホルダーにかかる荷重を調整できるものもあります。
油圧クッションは、自動車用フードやドアパネルのような部品を引き伸ばすために必要な、大きなブランクホルダー力を適用させることができます。 プレスクッションは、クッションピンを介して金型に必要な力を伝達することで、金属の流れを制御するために必要な力を供給します。長期間、大量の部品を生産するために使用される金型用プレスシステムのコスト
正当化が非常に簡単であるため、使用されています。 しかし、高度なシステムへの高い投資コストを正当化することができない、低コストの低生産金型の課題に直面する金型メーカーも存在します。 このため、低生産または試作型の製造には、より安価な標準プレスがしばしば使用されています。

 

 

 

荷重の要求事項

ブランキングおよびピアス加工で使用されるものなど、従来の単純な金属切断金型は、多くの場合、高荷重のシステムを必要としません。 ほとんどの場合、コイルスプリングで十分です。 しかしながら、ファインブランキングなどの切断加工には、従来のコイルスプリングが提供できない荷重を必要とする場合があります。 また、ドロー加工、曲げ加工、フランジ加工等の金属成形作業では、より大きな荷重が必要になることが頻繁にあります。 成形される金属の種類も、荷重要件に影響します。 自動車産業で使用されるような高強度材料は通常、より高い保持力と成形性を必要とします。

 

 

世界的な仕様の違いkaller_xf_1500.png

ガススプリングの使用は、従来のコイルスプリングに比べて多くのメリットがあるため、プレス金型製造ではほぼ標準的になっています。 さまざまな直径、ストローク長、圧力を利用可能です。 KALLERのガススプリングプロバイダーのグローバルネットワークは、確実に迅速な納入と技術サポートを行います。
窒素ガススプリングは、ほぼすべてのプレス金型用途で、荷重システムとして機能するために必要な荷重を提供することができます。 コイルスプリングとは異なり、ガススプリングの荷重は窒素ガス圧を変更することで調整および
制御ができます。窒素ガススプリングには多くのメリットがあります。初期たわみが不要な高い初期荷重、より低いシャットハイトで金型を製造することが可能な最小限の全長、高い信頼性などです。 これらの長寿命スプリングは、コイルスプリングでは得られない荷重を実現できます。 金型内での使用スプリング数を節減し、これらを一緒に配管し、均一な荷重のシステムを作ることができます。 配管されると、ガススプリングの圧力は生産稼働中に監視できます。
プレスクッションは広く使用されていますが、このシステムが世界中のあらゆる地域で共通しているわけではありません。 この例のように、韓国市場は、標準的な従来のプレス機が好まれる市場です。
このため金型製造の観点から言えば、グローバル市場に対応することが困難な場合があります。

 

 

金型の違い–ダイクッション金型とガススプリング金型

クッションピン金型は、上部または下部にある垂直突出ピンを使用して稼動します。 ピンはラムまたはボルスターに対応する接点があり、これがプレス用の外力、圧力、または動きを伝達します。 この動力伝達方法により、ピン金型がプレスと独自に一致し、プレスラインの交換が困難になることがあります。

 

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クッションピンをプレス金型内で稼動させた時の写真

 

 

一般的な、単体式ガススプリングを内部に組み込んだプレス金型 これらの金型は、シャットハイトと外部設置面積が許す限り、すべての一般的な種類のプレスに取り付けることができます。

 

 

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ガススプリングが組み込まれている金型の写真。

 

 

解決策を特定し、状況に対応する

ラムとピン金型間のアダプタとして追加のガススプリング内蔵のプレートを追加することにより、既存のプレスまたはプレスラインをクッションプレスと同じ機能でアップグレードできます。
ガススプリング クッションプレート1枚のコストは、75,000 ~ 100,000米ドルのため、標準プレス機の2倍のコストがかかる、クッション機能を備えた新しいプレスに投資するよりはるかに安価です。

 

 

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ガススプリングが組み込まれているガススプリングクッションの分解図(左)とプレス内の位置(右)。

 

 

期待に応える

私たちはお客様と協力しながら、現在の課題を克服するために必要なソリューションを特定することができます。
お客様の製品と用途に最適なソリューションを発見するには、お近くのKALLER 営業担当者にお問合せください。 最寄りのKALLER代理店を発見するには、 kaller.com/en-us/contact をご覧ください。

私たちはお客様の次のプロジェクトを確保いたします。

 

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お客様の現場でのガススプリングクッションプレートとピン金型の取り付け。

 

 

 

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